2014.04.22(Tue):News to worry
タクシー運賃引き上げの特別措置法で、先月27日に施行されたのだった。

大阪の「500円タクシー」など格安業者は強制的に値上げさせられる。

ワンコインタクシーで割安感があったのに、お上の規制強化で運賃が一律化(初乗り料金は地域でことなる)されるのがどうも引っかかる。

自由経済に反する法の施行ではないか。

なんだか、社会主義国家みたいな感じになってきた。

お上が民間の自由な経済活動に口をはさむのをよしとする政治の風潮である。

これに限らない。政府は4月からの消費増税分の販売価格への転嫁を義務づけ、官僚たちは業界指導に嬉々としている。

運賃規制は東京23区と大阪市のほか、札幌、仙台、福岡などの地方の中核都市のタクシーを対象に、国が運賃の上限と下限を定め、下限よりも安い運賃のタクシーは走れなくする。

4月の消費税増税後の大阪市の初乗り下限運賃は660円で、500円タクシーが姿を消す。

特別措置法ではおまけに、タクシーの「供給過剰地域」を指定して、台数を強制的に減らす。

すでに消費税率が8パーセントになって3週間が過ぎたわけだが、実質的な見入りは増えていないのが現状だ。

ワンコインタクシーも楽に走っていたわけではないだろう。

500円には企業の努力があってこそ出来た価格。

たしか、アベノミクスの「第3の矢」は規制緩和を柱とする成長戦略だったはず。

だがやってることは、真逆の規制強化だ。

日銀政策委員会の見解によれば今回の消費税増税による消費者物価上昇幅は約2%だが、それを需給関係の好転からくる自然な物価上昇と峻別(しゅんべつ)する良識は官僚側にはない。

規制緩和への逆行に加えて、脱デフレも困難、賃金も下がるともなれば、日本経済は再び氷河期に逆戻りになるだろうな。

しかも貧富の格差は大きくなっており、体力がない人はお先真っ暗、死へ一直線となる。

この日本でも年間の餓死者が増加していること自体が異常なのに今回の規制強化は色々な面で庶民には痛手でしかない。

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